バルセロナ生活情報

*下記情報は記事執筆時点のものであり、かつ正確性等を担保するものではない点ご了承ください。

バルセロナについて

カタルーニャ州の州都でもあるバルセロナは、スペインの首都マドリードに並ぶ国際都市です。地中海に面しており、一年を通して住みやすい気候です。市内ではスペイン語のほか、カタルーニャ語が公用語となっております。観光客も多く訪れるため、都市部では比較的英語も通じるほか、若い人ほど英語が話せることが多いようです。

 

バルセロナでの生活について

治安について

 バルセロナは非常にコンパクトな都市かつ、バスや地下鉄等の交通網も発達していますので、市内の移動は容易です。治安についても特に学校が位置するPedlarbes周辺や、日本人学生が多く住むSarria地区は閑静な住宅街ということもあり、深夜でも危険を感じることは少ないです。一方で中心部の一部地域では比較的に治安が良くない点、スリ等の軽犯罪が非常に多い点はご留意ください。

 

日常生活について

 街のいたるところにカフェやスーパーが点在しており、またネットスーパー等もありますので、食材の買い出しに不自由することはありません。物価についても日本とあまり変わりません。一方で、レストラン等の外食は日本よりも高いことが多く、また日本の食材も高価です。なお、日曜日は観光地等の一部を除き、多くのお店が閉まっていますのでご注意ください。

 またスペインでは日本と食事の時間が異なり(スペイン人は1日に5回食事をするとも言われています)、いわゆるお昼は14時ごろになり、夕食は20時以降となります。その他の生活情報も含めた大まかな概要は以下の通りです。

  • スーパー:大小問わず点在しており、大手チェーン(メルカドーナやカルフール、コンディス等)のほか、24時間営業のコンビニのようなお店も一部存在します。
  • カフェ:大小問わず点在している。フリーwifi等も利用できるため、家での作業が煮詰まったとき等に利用。パンも安くて美味しい(場所によりけりですが…)。
  • 衣料品:ユニクロ、Zara、H&M等日本でもご存じのお店が多数あります。そのほかPrimarkという格安のブランドも私費生は好んで利用しています。
  • 銀行:ESADE生はSabadell銀行を利用する人が多いようです。窓口の営業時間は8時30分〜14時まで。最近ではN26のようなインターネット専業の銀行を利用する人もいます。
  • 美容室:スペイン語しか通じない美容室で身振り手振りで髪を切ってもらう猛者もいますが、英語が通じる美容室や日本語が通じる美容室も複数あります。

 

医療について

 ESADEの学生(及び家族)はビザ申請の際に有効な医療保険に加入することが義務付けられています。また医療水準については他の西欧諸国と同水準にあるようで、医療通訳の方もいらっしゃいますので、もしもの時も安心して病院にかかることができます。

 *新型コロナウイルスに関する対応について

  スペインへ入国するにあたって、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書や陰性証明書等の提示は現在不要となっておりま
 す。マスクについても原則不要ですが、公共交通機関及び医療機関では着用義務があります。

 

住居について

家探し

 ESADEの学生は、ピソと呼ばれるアパートを借りて住むことが一般的です(基本家具付き)。日本人学生の多くは日本大使館等も位置するSarria地区に住んでいます。一方で、他国の学生はEixampla地区など繁華街の方に住んでいるケースが多いようです。なお、2022年9月からMBAのキャンパスがSanCugatキャンパスからPedralbesキャンパスに変わっており、従来よりも通学にかかる時間が減少しています。Sarria地区の場合、Pedralbesキャンパスまで徒歩またはバスで15分〜30分程度となっております。

 住居探しですが、日本人向けのエージェントを使うケースほか、英語でのやり取りが可能な外国人向けエージェント、Idealistaと呼ばれるプラットフォーム(日本のスーモのようなサイトです。)を利用することが多いです。

 

家賃及び光熱費

 バルセロナの家賃は年々値上がる傾向にあります。都内と同等レベル又はそれより少し高い程度のイメージを持たれると良いかもしれません。また光熱費も欧州全体での資源問題等もあり、高騰する傾向にあります。また借りるピソによってエネルギー効率が異なり、効率が悪い家ほど光熱費が高くなる傾向があるので注意が必要です(良心的なエージェントであれば家探しの時に教えてもらえます)。特に電気代は日本と同じ感覚で使用すると高くなりがちなので、こまめに節電することを推奨します。