【Background】

  • ニックネーム:TSURU(男性・35歳)
  • 留学区分:私費
  • 前職:物流業界
  • 最終学歴:私立大学文系(GPA:3)
  • 海外経験:帰国子女(2歳~9歳迄アメリカ暮らし)
  • 出願スコア:GMAT:620  TOEFL:96点(R:28 L:25 S:19 W:24)

 

【目次】

1: Introduction

2: Why MBA?

3: Preparation for MBA application

4: スコアメイク

5: Essay & interview

6: 学校選択

7: その他

8: Advice and Messages

9: 一言メッセージ

 

【Introduction】

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

 総合物流会社11年間勤務。顧客の国内物流施設運営(医療機器メーカー様)にて作業員の管理及び作業手配、効率的倉庫運営を2年経験、顧客の国内配送業務(大手家庭用プリンター・複合機メーカー)にて50台以上のトラック管理、配送コストカット、運送手配業務を7年経験、東京支店の物流営業担当者として顧客への物流施設及び輸送網営業提案及び課所業績管理者として課員の売上管理を2年経験。

 

【Why MBA?】

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

 知人が香港でMBAを獲得しており、その知人の話を聞いて興味を持ったのがきっかけです。その後、勤務していた会社でのキャリアに限界を感じ、キャリアチェンジをしたいと考えるようになり、志望致しました。

 

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

 キャリアチェンジ、多様な環境での協働経験の獲得、マネジメントスキル獲得です。第一に物流業界以外の事業会社にキャリアを変えたい、他の産業について知見を深めたいという思いから志望致しました。次に、海外での業務経験が無いため、ESADEビジネススクールで多様なバックグラウンドを持つ生徒達との協働経験を積みたく志望致しました、最後に、最終的には経営層になりたいという思いがあります。その為、経営に関する知識を集中して学びたいと考え志望致しました。

 

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

 まずは、日本に戻り事業会社、MBA卒業者を優遇してくれる企業に就職したいと考えております。その後、日本で事業に関する知識を深めたのち、海外勤務経験及びマネジメント経験を積み、経営層に参加したいと考えております。

 

【Preparation for MBA application】

Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

 4年かかりました。私の場合は、TOEFLのスコアメイクに2年弱(一部中断期間有り)GMATに1年半程かかってしまいました。

 

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

 まずは、AGOS等が主催するMBAイベントに参加しAlumniの方々に話を伺いました。最終的に、年齢・費用等を考慮し欧州のMBAスクールを受験すると決めた際にCampus Visitを行いました。

 

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。

 正確には覚えていないのですが、300~400万円はかかってしまったと思います。

 

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

 全て自分の貯蓄を切り崩して調達致しました。

 

【スコアメイク】

Q. 予備校はどこを利用しましたか?

 AGOS、E4TG、濱口塾、YES、Affinity英語学院etc

 

Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?

   L-ink 木下先生

 

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

 私は、TOEFLのListeningとSpeakingが決定的に苦手でスクールをハシゴしました。効果があったのは、E4TGというスクールでSpeaking Skillを高めたところListening Skillも高まったと認識しております。苦労した点は、社会人という事もあり、中々勉強時間を確保できなかった点と業務後に勉強に集中できなかった点です。工夫した点としては、自宅では勉強に集中できないので、勉強カフェという自習室にお金を払って毎日通い自分を追い立てた点です。

 

【Essay & interview】

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください 

 受験する前年の夏にスコアメイクが上手く出来ず、又4年ほど勉強しているのに結果が出ないこと、34歳という年齢からMBA留学を諦めようかと思っておりました。その様な中、藁をもすがる気持ちで連絡したL-inkの木下先生と連絡を取り直接会って話をし、現在のスコアでも受かる可能性のあるMBA校を教えてもらった際にL-inkに決めました。

 

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 L-inkに日本語の原案を送付し、内容について添削してもらいました。自分の業務内容に自信がなく、どう表現するか悩んだ記憶があります。

 

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 前職の係長2名にお願いしました。1人1人お会いし、退職前提のMBA留学である事当時勤務していた会社には秘密で受験することを伝え、協力してもらいました。

 

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 私がインタビューを受けたのは、2019年3月中頃でコロナウィルスが世界的に猛威を振るっている時期でした。その為、インタビューは全てオンラインインタビューになってしまい、どう自分の思いをオンラインで上手に伝えられるか練習を重ねました。

 

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

 物流会社出身というMBA留学を目指す人が少ない業界出身であること、年齢が高い事を逆手に取り、クラスのDiversityに貢献できるとアピールしました。また、物流業務がどれだけ重要であるか、物流業界での業務経験が豊富であることをアピールしました。

 

【学校選択】

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

 年齢・学費から欧州のMBAスクールと決めておりました。その中から、ランキング20位以内に絞っていました。

 

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 

 コンサルタントであるL-inkとの話し合い、当時のスコア、Campus Visitした時のFit感です。

 

【その他】

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

 2020年中頃にVisitしました。HEC、IESE、ESADEを回りました。IESEとESADEについては実際の授業の見学及び日本人学生とのランチタイムでの話し合いを行いました。HECについては、話合いのみとなります。

 

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

 なし

 

【Advice and Messages】

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

 私の場合、TOEFLとGMATのスコアメイクに4年程かけてしまった点を後悔しております。スコアメイクは重要ですが、その一方でスコアが基準に達していなくても、面接官やAdmissionの判断で入学を許可してくれるスクールはあります(特に欧州MBA校)。

スコアメイクにばかり拘らず、早い段階からCampus Visitを行い、実際の情報を収集していればと後悔しています。

 

【一言メッセージ】

 MBA留学は人生の中の大きな決断であり、悩まれる方も多いと思います。私も自分の年齢が高く、卒業後就職できるのかという悩みを抱えたままMBA留学を行っております。今後どうなるかは今の時点で未定ですが、ただ会社を退職してMBA留学を行い

今強い充実感を感じています。未だ自分の将来について展望が見えませんが、同じ志をもったMBA留学生たちと一緒に将来を切り開く事は出来ると信じております。是非、MBA留学に挑んでみてください。特に今の自分の現状に対して疑問を頂いている方にはお勧め致します。