【Background】
【目次】
1: Introduction
2: Why MBA?
3: Preparation for MBA application
4: スコアメイク
6: 学校選択
7: その他
9: 一言メッセージ
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
エネルギー系の会社に就職し現在8年目。入社後最初の3年間は販売支店にて取引先の与信管理の仕事に従事。その後ジョブローテーションの一環で調達部門に配属となり、資源調達のオペレーション業務に従事しておりました。
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
入社後4年目に当時の上司より「社内派遣制度があり推薦をしたいのだがどうだ?」と話を受け初めてMBAというものの存在を知りました。今後縮小が予見される自分が所属する産業・業界の中でも新規事業の開拓や他社とのアライアンス締結によりまだ伸びる余地が残っていると考えており、そのための専門知識習得やネットワーク構築の近道はMBA取得だ思い、必死に受験勉強に取り組みました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
上述の回答と被りますが、自分は経営知識(アカウンティングやファイナンスの知識)はゼロに等しいので、専門知識を蓄え会社に貢献したいと思ったのが最初のきっかけです。また、海外でのネットワークも自分はほとんど持っていなかったので、卒業後も活きる人的ネットワークの構築も目的の一つです。MBAの勉強中は極力アクティブに動き、語学力もブラッシュアップさせながら日本以外の国の人たちの考え・文化等に触れ、自分の視野を一気に広げたいと考えております。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
社費派遣のため、MBA終了後は習得した専門知識や人的ネットワークを活かし、社業に貢献することが第一と考えております。
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
OB訪問(社内・社外のOB双方)、Info Sessionへの出席。Campus Visitはコロナウイルスの感染拡大と時期が重なったため断念。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
予備校・受験代(TOEFLはほぼ毎週受けてましたし、GMATも回数使い切りました。最後はGREも手を出しました)合わせて2-300万円ほど要したと記憶しております。
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
貯金+両親からの借金
Q. 予備校はどこを利用しましたか?
TOEFL/GMAT共にAGOS JAPAN
Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?
L-ink 木下先生
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
TOEFLのR/Lはオフィシャルの問題集を徹底的に解きました。特にRは時間がどうしても足りなくなる癖があったので速読の練習を重ね、また自分の好きなテーマ(スポーツ)の英文Web記事を読んで英語に慣れるように心がけました。Wは最後までコツが分からなかったので、ワードバイスのTOEFL添削サービスを利用し、Nativeの添削のコツや自分の癖の把握に努め、何とか数字を整えることが出来ました。Sはスラスラ英語が出てくるようにDMM英会話で英語を話す訓練を重ねました。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
外国人のカウンセラーやAGOSのカウンセラーとも話をしましたが、語学力に不安があったため、日本語で自分のエッセイの骨子をしっかり突き詰めたいと思いました。少しスコアが伸び悩んでいる時に初めて木下氏のカウンセリングを受けましたが、焦りは禁物であることと、しっかり合格に向けたロードマップを描ければ合格できるとの言葉を信じ、木下氏に決めました。指導はきめ細かく、エッセイも手直しをするところと尊重してくれるところのバランスが非常によく、私は非常に満足しております。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
自分の強み・弱みの分析は木下氏と雑談をしながら少しずつ固めていきました。骨子が固まった後は上述の通りスコアメイクで苦しんでいたこともあり、翻訳業者を使いながら英文は作成。木下氏とチームを組むLauren Unik氏と英文の細かい点は一緒に手直しをしました。正直あまりお勧めは出来ないやり方かもしれませんが、時間が限られ、また社費派遣は決まっていてミスが許されない立場ではスコアアップに力点を置いた上記対応は間違いではなかったと思います。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
推薦状は直属の常務と部長に書いていただきました。カウンセラーと骨子を固めたうえで提示をしたため、大きな苦労はなく提出が出来ました。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
英語でのやり取りに聊かの不安を感じていたため、何度もLauren氏と練習をしました。基本的に褒めて伸ばしてくれるタイプのカウンセラーだったため、自分の肌に合っておりました。Why ESADE, Why MBAの部分と入学してからESADEにどう貢献するかや卒業後のプランはある程度答えを準備しましたが、それ以外はほぼ出たところ勝負で素直な気持ちを伝えようと思いインタビューに臨みました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
今までの人生経験を通じて人をサポートすることや協力をすることは惜しまない人間であると振り返ることができたので、その点とESADEが求めるCooperativeな人材という点をリンクさせながら自分をアピールしました。また、職場でのチームリーダーの経験も惜しみなく伝え自己PRとしました。
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
最初は元々留学経験があったアメリカにもう一度行きたいという漠然とした思いがありUS校を見ていましたが、自分の将来のキャリアを考えたときによりダイバーシティのある大学が良いと思い、ヨーロッパも視野に入れました。アントレプレナーシップにも非常に興味があったので、結果的にESADE・BABSON・MANCHESTERの3校+HEC(こちらは出願が間に合わず断念)を絞り込みました。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
Alumniと話した時のフィット感。話す人が悉くESADEの魅力を惜しまなく伝えてくださり、またCooperativeな雰囲気やその中でもLeadershipを発揮できる土壌があることを聞いたことで「ここで学びたい」という意欲が高まり、決め手となりました。
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
キャンパスビジットは実施せず。
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
なし
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
割と焦り先行で予備校の選定等を「なんとなく」でそのまま突っ走ってしまったことが非常に後悔していることです。周りにMBA経験者が居ればその人のアドバイスを、また周りにいなければイベント等に出席し周辺のネットワークを構築することでもう少し情報の網を広げられたのではと後悔しています。
上記の通り、低スコアにより合格に時間を要してしまいました。ただし、焦りながらも、キツイ思いをしながらも最後は何とか合格を勝ち取れました。スコアが伸びないときは「もうこのまま会社を辞めなければいけない」と本気で思い詰める時期もありましたが、絶対目標を達成するんだという気持ちを持って立ち向かいました。スコアが思うように伸びなくても諦めずに食らいつくことをオススメします。現時点でも素敵な仲間にMBA生活で出会うことが出来ていて、更にこれから様々な素敵な仲間に出会えると思うと楽しみです。皆さんもきつい時期があろうかと思いますが、一緒にESADE Familyとして過ごせる日々を心待ちにしております。