【Background】
【目次】
1: Introduction
2: Why MBA?
3: Preparation for MBA application
4: スコアメイク
6: 学校選択
7: その他
9: 一言メッセージ
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
鉄道会社のディベロッパー部門にてマーケティング担当
(リテールマーケティング → 駅員 → 開発エリアマーケティング+新規事業)
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
将来自ら事業を経営する前にビジネスのルールを学んでおきたいと思い、学生時代からキャリアの途中でMBAに行くことをイメージしていました。慣れ親しんだ日本の環境を離れることで凝り固まった頭をほぐし、自身の人生について改めて考える機会としたく海外留学を志望しました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
学問にはしっかりと向き合いながらも、ESADEの柔軟なカリキュラムを活かし学内外ともに様々な機会に挑戦し視野を広げたいと思っています(アントレ/コンサルプロジェクト/交換留学/スポーツ)。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
派遣元企業にて投資関連ビジネスに携わりたいと考えています。スタートアップ投資もしくは海外事業展開における投資/協業戦略策定・実行支援を希望しています。
Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
以下のスケジュールで進めました。社費派遣が決定するまではどこにどんな学校があるのか、どんな試験があるのか、どのくらい対策に時間/コストがかかるのか未知でした。派遣決定後に慌てて調べるもののネットの情報だけでは漠然としたイメージしか持てず、カウンセラーと契約した9月にようやくエンジンがかかりました。9月末に最低限のテストスコアが揃い、より重要と考えた書類・面接内容にフォーカスを移しました。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
インターネットと各種イベントで情報収集し、自分なりの理解を持って各校の在校生・卒業生にお話を伺いました。受験経験者としてとても親身に対応してくださり、実際に各校MBAを体験された方々の生の声は、書類作成や面接対策に活用できる貴重な情報源でした。私はキャンパスビジットを全く行いませんでしたが、可能であれば進学先検討の大きな材料になるかと思います。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
子供の教育にできる限りお金を使おうと考え、IELTS/GMATは独学で対策しました。
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
社費部分以外は自費(貯金)
Q. 予備校はどこを利用しましたか?
なし
Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?
John Couke, Affinity佐取さん
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
【IELTS】
基本情報や対策の仕方などをインターネットで探し、Writingは有効そうなテンプレートを活用しました。まとめサイトなどで分かりやすく丁寧に解説されているので、教材は購入しませんでした。
【GMAT】
V: 定番の単語帳(TOEFLテスト英単語3800)で単語を強化し、まとめサイトの解法解説でSC/CRのロジックを理解したつもりになり、Official Guideで演習を繰り返しました。RCは対策しませんでした。
Q: 定番のマスアカで数学の復習し(思い出せないところは実家に置いてあった数学の教科書に頼りました)英語の問題文に慣れ、Official Guideで演習を繰り返しました。
私はスコアメイクを省エネルギー(手抜き)で行なったため、最低限の対策・苦労・結果で終えましたが、GMATのVerbalだけはテクニック・ノウハウが占める部分が大きく感じたため予備校に通うことを何度か検討しました。予算に余裕があり環境が許す方は受験仲間を増やしモチベーションを保つ意味でも予備校に通うことをお勧めします。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
弊社派遣の先輩方からの評判が良く私の仕事内容への理解度も高いと想定できたこと、初回の無料セッション(顔合わせ)で信頼できる人柄であると感じられたことが決め手でした。ただ、抱えている不安や微細な表現(ニュアンス)などを最初から全て英語で伝えるのに不安があったため、Johnと協働経験を多く持つAffinity佐取さんに日本語カウンセリングを依頼しました。受験プロセスのみならず、その後のMBA生活及びキャリアにおいても活きる引き出しを増やしたかったため、原稿は自分で書くスタイルが私にはフィットしました。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
エッセイ・推薦状・面接の全てに自分の過去及び未来のエピソードが求められるので、ネタ帳を作成しました。各校の出願書類を書き進めカウンセラーとセッションを重ねるとネタが増えていった(こんなこともネタになるのかと発見があった)ので、ネタ帳は常に更新していました。
ネタ帳を基に各校のエッセイの下書きをし、カウンセラーとともに仕上げていきました。2名のカウンセラーからノウハウやアドバイスをいただけるメリットがある一方、どちらのアドバイスをどこに取り入れるかなどの迷いが発生してしまったことは多少の時間ロスに繋がったかもしれません。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
推薦者とある程度ネタ出しを行った上でエッセイと同じ流れで原稿を用意し、推薦者に最終確認をしてもらいました。私は自分のエッセー等に集中するあまり推薦状は意識的に後回しになりがちでしたが、推薦者に余裕を持って原稿確認を依頼できるように意識しておくと良いかと思います。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
面接官の質問に合わせて適切なネタをいつでも引き出し、各校とのフィット感を演出できるように英語ネイティブとの模擬面接で練習を重ねました。暗記しているように聞こえないように自然に話すことと、出願書類と被らないネタを用意することに気を配りました。ESADEの面接は基本的な質問から会話が派生していくスタイルだったため、比較的対策はしやすかったです。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
中長期で私が目指す姿(社会に与えるインパクト)と、それを実現可能と思わせるこれまでの経験(ゴールに関連する経験/リーダーシップ等)。足りないスキル・経験を得るためにこの学校のこのプログラムに入りたいとストーリーを整理しました。ただ、似たようなことを言う受験生は多いと思うので、最後は熱意とフィット感かと思っています。
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
以上の軸で絞った中でフィット感を感じたLBS, Manchester, ESADE, NUSに出願しました。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
それぞれ特徴があり全て魅力的なプログラムでしたが、将来キャリアで訪れることのなさそうなバルセロナにて家族で生活をしてみたかったのが最終的な決め手でした。また、国内もグローバルも在校生・卒業生同士の仲が良く(真にcollaborative)、学校もその関係構築をサポートしている点にとても惹かれました。
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
なし
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
なし
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
GMATのVerbalは予備校に通っていればもっと効率よく点数を稼ぐことができたのではないかと思っています。受験仲間とのネットワークは、受験中の貴重な情報源や勉強の刺激になるだけでなく、MBA生活中も活きてきます。受験仲間を増やせる意味でも(自分の目的に照らし合わせてよく選んだ上で)予備校に入るのは価値ある投資だと思います。
MBA受験は楽なものではなく、いつ終えられるのか、満足に終えられるのか不安を抱えられている方も多いかと存じます。工夫をしながら頑張るしかありませんが、努力して得られた結果には満足できるはずです。受験後には夢見たMBA生活が待っています!後悔のないように、できることは全てやる気持ちで頑張ってください!
もちろん、何か聞きたいことがあれば在校生・卒業生にアプローチしてください。できる限りサポートさせていただきます。