Background

  • ニックネーム:A.Y
  • 留学区分:私費
  • 前職:メーカー 役員秘書
  • 最終学歴:国立文系
  • 海外経験:大学時代に北京にて1年間の交換留学のみ
  • 出願スコア: IELTS 7.0 , GRE 309

 

 

【目次】

1: Introduction

2: Why MBA? Why ESADE?

3: Preparation for MBA application

4: スコアメイク

5: Essay & interview

6: Advice and Messages

7: 一言メッセージ

 

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

新卒で日系メーカーに就職し、2年の国内営業を経て、直近6年は役員秘書として、経営トップへのレポーティングやトップ直轄のイベントやプロジェクトの運営を経験。

 

 

Why MBA? Why ESADE?

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

 

営業から役員秘書となり、経営トップの近くで仕事をする中で、自分の知識や経験のギャップを感じ、経営について体系的に学びたいと考え始めた。また、昔から海外で仕事をすることを志していたこともあり、多国籍なチームでのチームワークやリーダーシップを学びたいと思った為。

 

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

 

場所については妻と子どもが住みやすいバルセロナの一択だった為、バルセロナのスクールにフォーカス。

 

Q.  ESADEに進学した理由はなんですか?

   もともとEsade出身の友人もいたため、身近に知っていたこと。

   選考プロセスを進める中で感じたカルチャーフィット。collaborationrelationに重きをおいていて、それがアドミッションや卒業生からも感じられた。

   Esadeの評価体系ではグループワークの比重が高く、チームワークの中でリーダーシップを磨きたいと思ったこと。

   国籍の多様性だけでなく、職業的バックグラウンド、卒業後のキャリアにおいても多様であること。

   比較的割安な学費。

Q. 留学の目的や留学中に行いたいことを教えてください。

 

・学業面では、ファイナンスやマーケティングの知識を深く学ぶこと。

・社交面では同級生・卒業生、現地企業とのネットワークを広げること。

・MBAT(HEC主催の運動会)への参加。

 

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

 

 日本人として死ぬまで国際舞台に立ち続けたい。

 

Preparation for MBA application

Q. 受験を考え始めてから、合格するまでどのくらいかかっていますか。

 

およそ1年半かかった。

 

Q.M B A受験を考え始めた時から、合格に至るまでを簡単に時系列で教えてください。

 

始まり(2022年1月)

学部時代の友人と新年会をした際に、MBA受験に興味がある旨話したところ、MBA留学中の知人を紹介してもらう。後日その方と話したことで、受験準備のステップと目標がクリアになり、眠っていたMBA受験への意欲が再燃。本格的に準備を始めるきっかけとなった。

 

合格まで(~20234月)

1月:Agosの無料セミナーへの参加、カウンセラーの探索

2月:カウンセラー契約、IELTS対策を開始

3月:IELTS初受験、OA6.0IELTS対策の傍ら、エッセイネタ出しも開始。

4月:仕事が繁忙期迎え、進捗無し。

5月:IELTS 2回目 OA6.53回目OA7.0

6月:スコアアップを狙ってIELTS継続。

7月:スコアアップならず一旦IELTS対策を終え、GRE対策に切り替える。

8月:GRE対策開始。Math対策と単語学習から着手。

9月:OGを解きまくる。

10月:GRE初回受験(スコア:305

11月:GRE2回目受験(スコア:308

12月:GRE3回目受験(スコア:309

1月:第2子が誕生、一時停止。

2月:併願校出願~WL通知。

3月: GRE4回目(スコア308)。努力むなしく最後までスコアは上がらず。

心許ないスコアだが他で勝負すると腹をくくりエッセイに集中。

4月:ESADE出願~面接。合格通知をもらいESADE進学を決める。

 

 

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

 

学校主催のイベントはほぼ欠かさずに参加。卒業生/在校生とのコーヒーチャットは3回ほど実施。

 

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。

 

総額130万円程度(2校併願)。大部分がカウンセラー費用(エッセイサポート)。

 

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

 

受験費用:貯蓄

授業料・生活費:貯蓄+ローン

 

 

【スコアメイク】

Q. 予備校はどこを利用しましたか?

GRE対策:AffinityRC対策)ジェイマス(Math対策)

 

Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?

Reve, Nish(Interview対策)

 

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

 

   英単語は『IELTS英単語3500』を使用していたが途中からアプリ『iknow』に切り替え、通勤電車などの隙間時間でこなすようにしていた。

   WritingSpeakingは『IELTSスピーキング・ライティング完全攻略』という教材を使って、自分なりの回答の型を作成していた。

 

Q. GMATGREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

 

スコアが伸びなかったので苦労した点を挙げると、GMATを受験せずGREに絞ったことがスコアが伸び悩んだ場面でネックとなった。受験回数の制限、インターバル3週間の制約、会場の予約キャパ等がある為、受験するタイミングにも頭を悩ました。

 

 

Essay & interview

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください 

 

Reveに決めた理由は日本人カウンセラーとのフィット。個性を引き出す手法のおかげで、自分自身の人生の棚卸ができ、自分の人間性が伝わるエッセイが書くことができた。また、カウンセラーの伴走無しには、およそ1年半の間、仕事と育児の傍ら受験を継続できなかった。一方、エッセイの構成・内容は固めた上でネイティブカウンセラーを利用しないと、自分のアイデアが揺れてしまい、私のように費用がかさんでしまうので注意。

 

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 

幼少時代から振り返り、自分の価値観を形成した原体験などをもとに、自分のユニークな人生経験と人間性が伝わるように注力した。

 

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 

自分で11答を80問くらい作成し、ひたすら繰り返して練習した。

 

 

Advice and Messages】 

 

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

 

受験を振り返ると、出願書類にスコアメイクのプレッシャーが重なり、挫けそうになった日が何度もありました。仕事や家庭との両立でなかなか思うように準備が進まない時もありましたが、どんな時も歩みを止めなかったこと、絶対に合格すると最後まで信じ続けたことが結果に繋がった気がします。

 

 

【一言メッセージ】

 

ESADEにきて感じるのは、ESADE生は協調性が高くて、共に成長しようという雰囲気があるのが良いな、と思います。ESADEの教室が多様性に満ちているのはもちろんのこと、キャンパス外に出てもバルセロナという都市は多様性にあふれていて、対照的な日本では経験できない世界観が得られます!