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バルセロナ生活の一般情報(Class of 2019)

全般的にバルセロナでは、医療関連施設、商業施設などが充実しており、生活で不自由することはそう多くはないと思います。家族(特に子供連れ)との生活の場としても、パートナーが現地生活に溶け込みやすい環境が揃っています。

 

治安

日中、通常の生活・観光地域にいる限りでは、身の危険を感じるようなことは特にありません。しかし、スリ・置き引きは芸術的に上手いため、ポケットに貴重品を入れない、カバンは前に持つなどの防犯対策が必要です。

 

病院

スペインの医療機関の充実度は欧州でも評判が高く、バルセロナもその例外ではありません。市内には設備の整った大病院が点在しています。診察時等に医療通訳を依頼すれば、心配されるスペイン語での会話もあまり大きな問題にはなりません。

 

<ご参考>

バルセロナで長年医療通訳をされている下山由紀子さんがサイトでスペインの医療情報についてまとめておられます。http://www.yukikoshimoyama.com/

 

保険

原則として、日本からの留学生はスペインの公的医療保険を得ることができません。しかし、スペインの学生ビザ取得の際に、予め日本の医療保険の購入が必須となるため、留学生は日本にて購入した長期海外旅行保険を利用します。(スペイン現地にて個人加入型の医療保険の購入は可能です。しかし、日本にて購入した長期海外旅行保険との重複が出る可能性が高く、メリットが低いです)

 

子育て

バルセロナは子供を持つ家族に非常に寛容な町です。町中での人々の対応、公共施設・機関のインフラ、託児所サービスの充実度を見ても、子育てをしている親子を市民が当たり前に受け入れ、サポートしていることが感じられます。

 

買い物

食品、生活雑貨からファッションまで、バルセロナ市内では買い物には不自由しません。また、IKEA、Carrefour等の大型店も市内にあり、引越し後の生活セットアップも容易です。日本人向け、アジア向けの食品・雑貨店もあり、日本の商品を購入することも可能です。

 

カタルーニャ地方について

バルセロナのあるカタルーニャ地方は、その歴史的背景からスペインの他方とは異なる文化圏を構成しています。政治的にも自治州として高度の自治を保持し、言語も独自のカタルーニャ語を公用語としています。(スペイン語も公用語となっていますが、公共機関の表示ではカタルーニャ語の方が先に表示されていることが多いです)

 

一般的なスペインのイメージである闘牛やフラメンコも、カタルーニャの文化ではないため、バルセロナでは盛んではありません。

 

FCバルセロナは独自のカタルーニャ文化の象徴として一部の市民の熱烈な支持を得ており、中央政府のあるマドリードへの対抗意識と合わさり、レアルマドリードとの一戦は毎試合多くの注目を集めます。

 

とはいえ、おしゃべり好き、フレンドリー、良くも悪くも柔軟性に富む等々はスペイン一般と共通して、バルセロナの人々にも共有されていると思われます。

 

*合格後、日本人MBAより実際のバルセロナにおける生活に役立つ詳細のご案内を差し上げます。