Term-3の終盤5月初旬になると、6月以降の選択必修科目(elective class) の開講予定が発表になります。選択必修科目は6月および9月のIntensive class(月~金(午前・午後)1週間単位の集中講義)と、Term-4(10~12月)/ Term-5(1~3月)に開講される通常の週一回授業とで構成されています。
授業の形態によらず、最低8科目取得することが卒業のための必須条件となっています。ただ、Term-1~3中にも一部Elective classが開講されますので、そちらで単位取得済みの場合はその分必要単位が減っていくことになります。また他の学校へ交換留学に行く場合、その学校での取得単位が4科目まで卒業要件として認められます。
今年度は全体で約60のクラスが開講予定として提示されました。大別するとFinance系/ General management系/ Strategy系/ Marketing系/ Operation系 / Human resource系等に分かれ、それぞれTerm-3までのベーシックな内容の中から発展した、ある分野により突っ込んだ内容の授業となります。これら開講予定講義のなかから、各々自分の進みたいキャリア、インターン/交換留学等のスケジュール、およびAcademic track (12 month, 15 month, 18 month)に合わせて授業を選択することになります(academic trackの選択もこの段階で行います)。
例えば12 month track を選択した場合には、6月 / 9月のintensive classで卒業要件を満たすようにスケジューリングします。Term-4もしくはTerm-5に交換留学に行く予定の生徒は、交換留学期間以外の時期に最低4科目を受講できるように日程を組みます。
基本的に各自の希望に従って受講が認められますが、受講希望者が多数の場合は希望順位が高い人から優先的に座席が配分されます。一方で、受講希望者が少なすぎて残念ながら開講されない授業もあります。希望の授業から漏れてしまった、あるいはその授業が開講されなくなってしまった際には、その他の授業から改めて選択することになります。また、卒業要件外(8科目以上)であってもそのクラスの人数に余裕がある限り授業に登録、受講することが認められています(その場合もちろん通常のクラスと同じく評価もついてきます)。
6月のIntensive class が終了した時点での感想としては、まずTerm-3までのSection別講義(50人強のクラス分け)とは異なり、学年全員がミックスされて、講義ごとに生徒の顔ぶれも変わります。ただ何しろ全体が約160人の小所帯ですでにほぼ1年一緒にすごしてきていて、話をしたことはなくても顔はどこかで見たことはある間柄ですので、変な緊張感はありません。どちらかというと新しい顔合わせでフレッシュな気分で授業に臨むことができます。また、6月のIntensive classは1クラスの人数が少なく、日本の大学のゼミに近い雰囲気もありました。
Intensive classの期間は、一日中授業なのですが、例えば午前中は座学中心、午後はグループワークと発表、というように、時間割にアクセントをつける等の配慮があります。9月以降、また新しいメンバーで新しい授業を受けるのが楽しみです。
(2012年入学:Class of 2014)
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