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Term1 course の紹介 ~Leadership and Decision making~

こんにちは。Tsuruです。今回はつい先程Final assignmentを提出した「Leadership and Decision making」クラスについて紹介したいと思います。私個人としては、Term1の中でこのクラスが一番面白かったです。

授業の流れとしては、Offlineの授業の中で

「ロールプレイングを行い、その後で関係する理論を学んで行く」という流れでした。Assignmentはレポート提出2回と軽めです。学んだ事は、下記になります。

 

●          困難な状況においてどの様にしてチームの中でリーダーシップを取っていくか

●          チームとしてのパフォーマンスを最大化する際、関わってくる要因は何か

●          私達の意思決定はどの様なプロセスを経て、行われるべきか

●          交渉を行う際には事前にどの様な分析を行い、交渉して行くべきか

●          私たちの意思決定においてどの様なBiasが働いているか

 

例えば、1日目に行ったロールプレイングの内容は「エベレスト登山」になります。

 

まず、エベレストを5人のチームメンバーで登山するロールプレイングを行いました。各チームメンバーに5つの役割(Leader, Physician, Photographer, Marathoner, Environmentalist)が割り振られ、役割毎に異なる

個人達成目標及び目標を達成した際の加点が設定されていました。又、各自に与えられる情報も役割によって異なるというロールプレイングでした。その中で、エベレスト登山をチームとして行う際、各自が自分の役割に応じた意見を主張する為、意見が衝突します。その様な状況下で、チームとして登山をどう行ってゆくかチームワークがテーマのロールプレイングでした。

 

私のチーム内での役割はPhysicianだったのですが、私の個人目標はエベレスト登山達成ではなく、全メンバーが無事に下山することであった為、各メンバーの体調情報を見ながら、「全員での登山は諦めるべきだ」という他メンバーとは真逆の意見を主張していました。最終的に、私の所属するチームは各自の個人目標達成を優先し、空中分解してしまい、クラス内でチーム成績最下位に沈みました。

 

このロールプレイングの後に、講義が行われ「情報共有の大切さ」、「リーダーとして情報共有を促す為どの様な行動がチーム内で求められるか」を学びました。私個人としては、「相反する個人目標の中で、時にはチームの為に個人は妥協が求められる」という点をMBAスクールで学んだのが、印象的でした。

(個人の意見を主張する人が多い中、この様な授業が行われた事に印象を受けました)

 

上記エベレスト登山は一例ですが、その他のロールプレイングでは

「各自が4つの異業種の店舗オーナーとしての役割の中で、自分の利益最大化の為の交渉術」

「自社の製品に問題があると報告を受けた際、何故最初の情報に固執し判断を誤るか」

 

等々面白いロールプレイングがあり、楽しみながら受講していました。

是非ESADEに入学したら、受講して頂きたい授業の一つだと思います!