この記事では、魅力あふれるバルセロナの日常生活について、家族帯同という視点を取り入れながらお伝えします。個人の感覚に依るところが大きいですが、結論としてはバルセロナ生活の充実度はかなり高いです。
特に家族連れもしくは子供連れでMBA留学を検討されている方は、パートナーや子供の生活のし易さ、治安、医療機関の質など、良質な居住環境は学校選択の条件として外せないと考えられている方も多いのではないでしょうか。私自身もそうでしたが、Esadeに家族連れで来ている学生の多くがバルセロナの居住環境の良さを学校選択の理由の一つにあげていることが何よりの安心材料でした。
生活の一般情報(日常の買い物・子育て・医療・治安等)についてはEsade MBA Co2019の先輩が分かり易くまとめてくださっているので、こちらの記事をご参照ください。
(この記事を執筆している2020年末時点で情報に変更はありません)
私が家族帯同という視点でバルセロナに感じた魅力ベスト3は以下の通りです。
- パートナーも生活を楽しめる街であること
- ハード・ソフト共にキッズフレンドリーであること
- 生活必需機能がほぼ徒歩圏内にまとめられること
[スペインバルを楽しめる]
妻と2歳の娘とともに留学している私達の満足度が一番高いポイントとしては、子供を連れて美味しいレストランやバルに行きやすいことです。(主に東京との比較になりますが)日本だと広い公園や自然を求めて郊外に住むと子連れでのナイトライフは選択肢が限られ、反対にナイトライフを優先し都心に住めば子供と楽しめる周囲の自然は少なくなることが多いと思います。コンパクトシティであるバルセロナでは、自然の多いエリアに住んだとしても徒歩圏内・バスで10分圏内に美味しい飲食店があり、お店も他のお客さんも東京に比べ小さい子供に寛容です(こちらに住んでいる日本人の間でよく「子供が店内で泣き騒いでも白い目をされることがない」という話になります)。
[子育てし易い]
当然住むエリアによりますが、家族連れの日本人駐在員や留学生の多く住むサリアエリアは、比較的近代に整備された計画街区であるため、公園・学校・スーパー・病院が多く、子育て世代に優しい環境となっています。
例えば、マンションの目の前に公園がある、送り迎え徒歩圏内の保育園・幼稚園が数多くある(比較選択できる)というのは子育て世代には大きなメリットではないでしょうか。また、バルセロナはコンパクトとは言え国際都市としてアジア人・日本人も住んでいるため、日本食材店などもあり、子供に日本食を食べさせたい時にも困ることはありません(納豆や豆腐も手に入ります)。
[パートナーの生活]
ここまで子育て目線の話が中心になりましたが、パートナーの生活も充実し易い環境と言えると思います。余裕のある時間を使ってガウディ建築や美味しいスペイン料理に囲まれながら趣味や仕事に没頭できるのも大きな魅力ではないでしょうか。
最後に、もちろん日々の生活でストレスを感じることはありますが(チームワークで問題が発生した、食洗機が壊れた等)、そんな些細なことと思わせるほどスカッとしたバルセロナの気候の気持ち良さは、我々の生活の充実度を高めてくれる大きな要因の一つです。家族帯同でのMBA留学は大変なことも多くありますが、バルセロナは自信を持ってお勧めできる街です。
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