こんにちは。Term2に入り、Elective、Lab、Workshopを含めた選択式の授業が増えてきましたので、内容紹介します。
まずはElectiveについてです。本Term2では以下の3つのElectiveを選択可能でした。
- Competing with AI & Cloud(elective) : 3 credits
- Make or Break Leadership: Building your resilience(elective) : 1.5 credits
- Global Governance(elective) : 3 credits
この内、AIとLeadershipについては授業日程が重複するため同時受講不可でしたが、それ以外の2つについては同時に選択することもできました。(学校からは追加の作業負荷から考えると、1つにするのがおすすめ、とコメントありましたが、2つを選択している猛者もいた模様です。) このうちAIについては受講しましたので後半で詳述します。
続いてLabについてですが、以下の4つのLABから最大2つまで選択可能です。
- Marketing Lab
- Innovation Lab
- Social Impact Lab
- Entrepreneurship Lab
これはそれぞれのLabに関連するElectiveを最低2つ受講し、加えて他の課外活動を20時間行うとCertificateがもらえる、というものです。(卒業単位には含まれません。) 課外活動はそれぞれのLabによって異なりますが、ゲストスピーカーとのセッションに参加したり、関連するWorkshopに出席したり、Case Competitionに参加したりといった活動が含まれ、自分で見つけてきたイベントもこれに含めることが出来たりします。本活動はTerm3 まで継続して行われるようです。
加えて、Workshopをはじめとする、完全任意のトレーニングセッションも存在します。Communication、LeadershipのワークショップがTerm2中には開催されたことに加え、スペイン語を含めた語学についても継続して学習することが出来ます。これらは完全に成績には含まれず、Certificateがもらえるわけではないので、個人のスキルアップを目的に参加します。参加者のモチベーションが相対的に高いので、より少人数でのスキル獲得が狙えます。
さて、最後に少しだけ私が受講したAIのElectiveについて、内容を簡単にご紹介します。この授業は全8回に分けて行われ、AIの使い方を実用的に学んでいくというよりは、AIと関連するテクノロジがビジネスにどのような影響を与えつつあるかということを多角的に分析し、学生に視点を持たせること、考えさせることを目的にしています。自動運転やマシンラーニングのアプリケーション面や従来型企業とAIをうまく使ったスタートアップ企業の競合・協業関係の事例を議論したり、クラウドやネットワークエフェクトなどについて紹介したり、ソフトウェアの開発方法(アジャイル、ウォーターフォールをはじめとする類型)の良し悪しについて学生から経験を吸い上げたりと、色々な視点から授業を展開します。特に最初の方は毎回違う話をしているように感じて戸惑いましたが、段々とこういったことが実社会で起こっているのか、と楽しく感じるようになります。土地勘のある人にとってみると当たり前のことを紹介しているようで面白くないかもしれませんが、あまり馴染みのない方にとっては興味深い内容かと思います。
以上です。
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