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スペインでの出産/育児と学生生活

こんにちは、EsadeのS.Tです。

今回は家族で生活するバルセロナと少しESADEのことを記載したいと思います。

 

ESADEでのプログラムは昨年9月からスタートしていますが、私の場合は、同じく9月のタイミングで幸いにも子どもを授かりました(妊娠中の妻と昨年6月末に渡航しました)。スペインはヨーロッパ内でも医療水準は高く、私立病院では主治医も英語を話せる方が多いです。看護師さんやスタッフの方は殆どスペイン語しか喋れませんでしたが、カタコトでもこちらから色々と尋ねれば、優しく丁寧に対応してくれ、思った以上に良い印象でスタートを切ることができました。ちなみに、よく質問がありますが、我々のケースでは両親が日本国籍なので、子どもはスペイン国籍をもらえません。ただ面白いのは、半生地主義/半血統主義!?になっていて、もし彼が将来的にスペインで出産をすると(正確には出産するのは彼の奥さんですが)、日本人同士でもその子どもはスペイン国籍を取得できる制度になっています。

 

ESADEのMBAプログラムは9月のFoundation Weekに始まり、 10-12月のTerm 1、1-3月のTerm 2、4月からのTerm 3は1ヶ月+に凝縮され、クラス全体で行う必須科目も5月初めのテストで終了し、現在はまた別のグループで行うFinal Project等に取り組んでいます。プログラムの期間は12/15/18ヶ月から選択できるので人によってはすでに終盤を迎え、最近は様々なイベントで学生の間でも”終わりの時”が意識されている感覚です。その間に子どもは着々と成長し、体重も出生時対比で約3倍になり、子どもを抱えて体幹のトレーニングを行うのには良い重さになりました笑 そういった事もあり、この8ヶ月での変化を大きさを強く感じています。

 

家族での生活という視点では、周囲の人の温かさをとても強く感じています。カフェやスーパー、パン屋、クリーニング屋、バス・メトロなど日常の至る所で、ベビーカーを支えてもらったり、子どもをあやしてくれたり、応じて子どもも愛想をぶちまけて、そういったやり取りを見ていると、言語や文化の違いはあれ、とても心が豊かな気持ちになります。街で周りの子どもを見ていると、”違い”のハードルは親の問題なので大変なことはありますが(特に奥さん)、子どもを中心に考えると、こちらで子育てをしたいという方の声もよくわかる気がしています。

 

ここでは文字数の関係で(?!)、総じて表層的な内容にとどまりますが、気になることがあれば気兼ねなくお尋ねください。

 

最後に写真を共有します。

MBATはMBATはMBAの体育祭のようなスポーツイベントです。

一部の人にはフィナーレ的なイベントになるMBAT(毎年HECで開催、運営面では色々ありますが一度きりという事で)に参加し、最後はIEに競り勝ちフットボールで優勝、いいチームに恵まれました!!