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インターン先でのlayoff

今回はバルセロナでインターンをしている私が2ヶ月経過して感じたことを書き起こします。

私がインターンしているのは、視覚障害の方向けのAIメガネを作っているバルセロナ発のスタートアップです。

私の前職が眼科医なので、学校主催のスタートアップデーティングイベントでこの会社を見つけ、インターンできることになりました。スペイン語がほぼ何もできない状態なのに雇ってもらえてありがたいです。

現在は、

1)このA Iメガネの患者の良い適応疾患や適応基準を策定する

2)Webで潜在的なユーザーを選定する方法を提案する

3)ユーザーテストに同行し、新しい機能を提案する

こちらをこの4ヶ月のインターンの目標として行っています。

 

7月から開始し、8月末の現在2ヶ月目が終わろうとしていますが、一つ衝撃的なことが起こったので共有します。

7月末には会社内でレイオフが起こり、総勢20人弱の会社ですが、6人が翌日から会社から消えてしまい、私の上司2人も含まれていたのでとてもショックでした。

Slackからもこの上司達は消えてしまい、これまでのお礼を言いたくても言えない状態で、スタートアップ/外国で働くということはこういうこともあるのか・・・と身が引き締まる思いでした。

私の3人の上司のうち、2人はレイオフされてしまい、1人は夏休みを取得していたので、私もちゃっかり8月は夏休みを申請し、1年ぶりに帰国して日本を堪能しました。9月からまたインターンと選択授業が始まるので英気を養うことができました。

 

ちなみに8月のスペインはバカンスで本当に何も動かないです。市場やレストランでさえも平気で3-4週間休みを取ったりしています。売り上げの12分の1を捨てるのか・・・と最初は驚きましたが、最近はこれが人間としての幸福度は高いように思えてきました。

 

私にとって初めての会社勤めがスペインになり、現在とても貴重な体験をできています。幸いなことに、インターンは予定通り継続させてもらえるようです。

この調子でトリプルジャンプ(通常、MBA取得後に業界、職種、地域を変えること)をできたらいいなと思っています。

最後に当社の製品をデモで体験させてもらった時の写真を添付します。落書きと共になんだかファンキーな一枚になりました。