Co25のKNです。
今回はEsadeにおけるStudy Tourについてお話しします。
Esadeでは、企業訪問を通じ業界や企業を深く理解し、また各国で活躍する卒業生とのネットワークを広げることを目的とし様々なプログラムが用意されています。プログラムにはStudy Tourや学校主催のCareer Trekに加え、各クラブが主催するTrekなどがあります。
Study Tourは、1年目の必修科目を修了した後の6月以降に選択授業として受講できるプログラムです。Class of 2025ではベルリン、アムステルダム、ドバイで開催され、各都市の特性に応じて異なる企業訪問が行われます。ベルリンではスタートアップ企業を中心に、アムステルダムでは特定の業種や業態にとらわれず、サステナビリティやイノベーションに取り組む企業への訪問が実施されました。ドバイではコンサルティング企業を中心に11月に実施が予定されています。
私はこの中でベルリンのStudy Tourに参加しました。Entrepreneurshipの授業を担当するDr. Jan Brinkmann氏の指導のもと、Trekが行われました。企業訪問にはEsade Alumni Associationも協力し、Esadeの同窓会であるEsade Alumni Chapterも同時に開催され、ベルリンを拠点とする卒業生数名が参加しました。7社の企業訪問と、滞在ホテルでの3社のゲストスピーカーセッションが行われ、ビジネスモデルや起業プロセスについて創業者から学びました。最終日には、これらの知見を元にベルリン発の実在するスタートアップ企業を分析し、グループでプレゼンテーションを行いました。
企業訪問の後はボートツアーでベルリンの街並みを楽しみました。ベルリンがスタートアップ企業の拠点となっている理由は、優れた交通インフラ、国際的な芸術性、そして豊富な資金源によるものです。MicrosoftやSpotify等がベルリンに拠点を置いています。
以上のプログラムは、これまで1年間学んできた知識を実際のビジネスにどう活かすかを考える良い機会となりました。また、キャリアや文化交流の面でも非常に有意義な1週間でした。
今後、各自がエレクティブやインターンシップ、または交換留学に取り組む中で、これまでのように毎日大勢で顔を合わせる機会が減っていくことを考えると、このコアプログラムの終了時に行われたスタディーツアーは、思い出深い旅行となりました。また、EURO2024の開催と重なり、ベルリンの活気ある雰囲気を実感できたのも良かったです。
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