【 Background】
- ニックネーム：N.H(男性・31歳)
- 留学区分：社費
- 現職：化学メーカー
- 最終学歴：私立大学文系（GPA:3.2）
- 海外経験：大学４年時にアメリカのシアトルの大学に１年間留学
- 出願スコア：GRE307点(V:149 Q：158)
- IELTS：7.0
【目次】
1: Introduction
2: Why MBA?
3: Preparation for MBA application
4: スコアメイク
5: Essay & interview
6: 学校選択
7: その他
8: Advice and Messages
9: 一言メッセージ
【Introduction】
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
新卒で総合化学メーカーに入社、地方の工場で４年間化学品の国内物流管理、その後、東京に異動した後、海外顧客への輸出
管理など、一貫して国内外の物流に携わってきました。
【Why MBA?】
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
大学時代にアメリカに留学した時以来、ＭＢＡへの興味がありました。また長くロジに携わっており、ファイナンス、会計な
ど経営に関わる知識がほぼなかったので、体系的に学びたいと感じていました。また現法など他国の同僚と話した時に語学も含
め、自分のスキル不足を感じる出来事もあり、１から学校で勉強しなおしたいと思っていました。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
ビジネススクールは国、業界も全く違う人が集まる場なので、グループワーク、ソーシャルイベント等を通じて、仕事の進め
方やコミュニケーションの取り方など、今までの凝り固まった自分の考え方を忘れて、新しく学び作り直す場にしたいと思って
います。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
派遣元企業に戻り、MBAで得た知識を活用し、自社の製品の海外展開や現地法人のマネジメントなどに貢献していきたいです。
【Preparation for MBA application】
2019/7 MBAの社内選考に合格。21年秋入学予定で情報収集開始。
2019/8 IELTSの勉強をLingo LLCで開始する。
2020/2 IELTSの目標点達成（OA 7.0）。一方コロナ問題で留学時期の１年延期という話もあり、しばらく活動休止する。
2020/6 留学が予定通り2021年入学になり、再始動する。
2020/7 日本人カウンセラー（L-ink木下さん）に受験スケジュール、CVの相談をはじめる。またアゴス夏祭りに参加して、
ESADEの在校生から話を聞き、第一志望にする。
2020/8 GREの勉強を開始。Magoosh、Empower GREといった海外のオンライン学習サイトを使う。
2020/11 L-inkで紹介されたカウンセラー（Lauren）のレビューを受け、CVが完成。また並行して、社内のESADEアルム
ナイの先輩に受験相談したり、在校生セミナーに参加する。
2020/12 GREを複数回受けるも、点数が300点台と伸び悩む。またそろそろエッセイ完成させないとまずいと思い、
取り掛かる。
2021/2 GREの受験回数５回を使い切り、最高で307点（Q 158:V149）という結果。低スコアだがダメ元でESADEに出願 してみようと思い、エッセイを何とか２月末に完成させる。またESADEの在校生コーヒーチャットにも申し込み学
校研究を進める。
2021/3 ３月初旬にESADEに出願完了。インタビューが3月下旬と時間があったので、興味のあった他校（ＲＳＭ）にも
同じく出願。カウンセラー（Mathew）にインタビュー対策を依頼して、３月下旬に２校のインタビューを受験。
2021/4 両校から合格通知。第一志望のESADEに進学を決意。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Covidのためキャンパスビジットできず。ZOOMで卒業生や在校生に直接、話を聞いて情報収集。 またアゴス夏祭りや在校生セ
ミナーなどのオープンイベントにもよく参加していました。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
合計130万ほど。主にGREテストの受験料、対策費用などでお金が嵩みました。
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等はどのようにして調達しましたか。
受験費用は貯金から。その他は社費のため会社負担。
【スコアメイク】
Q. 予備校はどこを利用しましたか？
Lingo. L.L.C（IELTS対策）
Q. カウンセラーはどこを利用しましたか？
L-ink 木下さん（受験スケジューリング、CV、エッセイ）
Lauren Unik（CV、エッセイ）
Matthew(面接対策)
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
【IELTS】
Lingoに通塾して学習（R・L・W）。スピーキングはDMM英会話、ネイティブキャンプを利用しました。LingoはIELTS対策のメ
ゾットがしっかりしており、非常に有益だったと思います。
【GRE】
Verbal…GRE official Guide、Magoosh、 Empower GRE等
Math…ジェイマス数学、GRE official Guide等
いろんな教材に手を出しましたが、Mathが伸びず、最終的にスコアメイクにおいて足を引っ張り続けました。
自分のような私立文系タイプの人間はＭＢＡ受験が決まったら、早々にMathに手を付けることをお勧めします。
【Essay & interview】
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
社内の先輩の体験談や評判を聞き、決めました。日本語でエッセイをL-ink木下さんと一緒に考えて、翻訳会社に依頼。その
後、Laurenに英文をチェックしてもらうといったプロセスで行いました。自分の英語力を考えると、はじめから外国人カウンセ
ラーに頼むよりは効率的なやり方だったかと思います。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
カウンセラーと一緒にネタだしを行ったので、準備にはそこまで苦労しませんでした。ESADEの場合、エッセイの量も多く、ど
の質問でどのエピソードを使うのが効果的かなど具体的対策は豊富な指導経験を持つカウンセラーに聞くのが一番と思います。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
直属の上司とそのさらに上の上司の合計２名にお願いしました。カウンセラーよりひな形を貰ってそれを基に作成していただく
形だったのでスムーズでした。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
３月初旬に出願して、３月下旬にインタビューというスケジュールで面接まであまり時間がなく、焦っていたので、Matthew（カウンセラー）に面接練習をお願いして、４回ほど指導を受けました。練習で準備していた質問が面接本番にも聞かれたこと
や、アドミッションのMaryの人柄もあり、あまり緊張せずに話せたので、和やかな面接となりました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
いろんなアルムナイの人から聞いた学校情報を使って、ESADEのことをよく知っており、入学したいという熱意をアピールしま
した。またＭＢＡに多いバックグランドの金融、コンサル出身でもなく、物流というバックグラウンドからクラスに違う角度か
ら、貢献できるということをアピールしました。
【学校選択】
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
会社の規定により、１年制ＭＢＡの学校を探していました。また１年英語圏に住んだことがあったため、英語圏以外の学校でD
iversityのある学校。また自分の性格上、競争的な環境は向かないと思っていたので、協調的なカルチャーのある学校という
視点で見ていました。
Q. 進学校の決め手は何でしたか。
世界４０か国の人がいるDiversity、学校の校風、柔軟なプログラムなど色々とありますが、バルセロナという土地の魅力も決め
手でした。
【その他】
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
コロナのため実施できず。
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
なし
【Advice and Messages】
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
受験のスケジューリングという点で自分は社内選考も早く終わり、受験まで時間があった方だと思いますが、逆にプレッシャー
がかからず、時間を浪費した面があったと思います。GMAT（ＧＲＥ）の塾に通う、受験仲間を作るなど、外的に勉強せざるを
えない環境を作れば、スコアメイク、エッセイ作成ともに余裕をもって進められたと思います。
【一言メッセージ】
在校生バイアスがあるかもしれませんが、ESADEは立地やプログラム、人も含めて非常に良いスクールだと思っているので、ぜ
ひご興味があればご受験ください！