【Background】
ニックネーム:KN
留学区分:私費退職
前職:ファイナンシャルアドバイザリー
最終学歴:私立文系
海外経験:旅行程度
出願スコア: IELTS(7.0), GMAT600(V:25/Q:48)
【Introduction】
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
1社目: 監査法人で財務諸表監査及びIPO支援業務に従事。
2社目: 同グループ内のコンサル会社へ転籍しM&Aアドバイザリー業務(財務デューデリジェンス、バリュエーション、PMI業務)に従事。
3社目: 個人公認会計士事務所を設立し、会計士業務に従事。
【Why MBA? Why ESADE?】
Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
Essayやインタビュー向けの理由としては以下の通りです。
①会計・ファイナンスから経営・戦略へとキャリア転換をするため。
②グローバル経験に乏しく、日本では経験することができない国際的環境の中で、様々な価値観や考え方に触れるため。
Essayに書くほどでない、又はより本音の理由としては
③日本から一度長期的に離れた生活を送るため。
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
小規模なクラスサイズ、ダイバーシティ、コラボラティブな環境、ランキング等を勘案し、受験校を選択。
Q. ESADEに進学した理由はなんですか?
上記観点で、ESADEを志望。
Q. 留学の目的や留学中に行いたいことを教えてください。
Why MBAに記載した目的につながる活動に積極的に参加。
Q. 留学後のビジョンを教えてください。
Why MBAに記載した通り、経営・戦略にキャリアを転換。
【Preparation for MBA application】
Q. 受験を考え始めてから、合格するまでどのくらいかかっていますか。
2019年に一度MBA留学を志し、2020年夏での留学を模索しましたが、Covidの影響で受験を断念し、一度は留学を諦めまし た。2022年に再度の受験を考え、2023年2月にESADEに合格しました。そのため、受験を考え始めてから合格まで約3~4年を要しています。
Q.MBA受験を考え始めた時から、合格に至るまでを簡単に時系列で教えてください。
2019年8月:MBA留学を決意。欧州旅行(ロンドン⇒パリ⇒バルセロナ⇒マドリード)と併せて、各国のビジネススクールを見学。
2020年3月:Covidの影響で受験を断念。
2022年7~9月:再度の受験を検討。
2022年10月:退職し、個人事務所を設立。これを機にMBA受験を再開。
2022年10月: IELTS7.0(R8.0,L7.0,S6.0,W7.0)
2022年12月: GMAT600(V:25/Q:48)
2023年1月: ESADE出願。
2023年2月: ESADE合格。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
2022年11月に開催されたESADE個別説明会。
Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
受験費用(IELTS,GMAT)、濱口塾、Matthewインタビュー対策
計50万程度
Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
自己資金。
【スコアメイク】
Q. 予備校はどこを利用しましたか?
濱口塾。
Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?
Matthew。
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
7.0(R8.0,L7.0,S6.0,W7.0) Sが致命的に低かったのでそれを他でカバーする戦略をとっていました。結果的にIELTSは乗り切りましたが、ESADE留学後にス ピーキングに非常に苦労しているので、スピーキング対策は本格的にすればよかったと反省しています。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMATは一度濱口塾の授業・教材を網羅的に対応し、受験。費用対効果を考えGMATを二度と受験したくないと感じたため、受験終了しました。
【Essay & interview】
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
ESADEへ留学していた方へエッセイ・インタビュー対策を相談したところ、Matthewを相談され、依頼。3回インタビュー対策をしてもらい、本番を受験しました。
Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
エッセイは一旦作成⇒Matthew添削⇒修正⇒Matthew添削⇒出願という作成開始から1週間程度の非常にスピーディな流れで完了しました。
Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
監査法人・コンサル会社それぞれの時の上司へ依頼。非常に快く、スピーディに対応していただきました。
Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
半月程度をかけてMatthewに3回インタビュー対策をしてもらい、本番を受験。最後まで自信は持てませんでしたが、本番は無難にインタビュー終了し、一安心。数日後、合格通知をいただきました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
自分が描くキャリアを過去、現在、未来のつながりを意識してシンプルに記載し、その上でMBAが必要であることをインタビューでもお伝えしました。
【推薦状】
Q.推薦状はいつ頃、誰に頼みましたか?
出願直前の2022年の年末に元上司2人へ依頼。それぞれ退職後も連絡を取っていた方だったため、快く受諾してもらいました。
Q.推薦状を依頼するにあたって苦労したこと、大変だったことがあれば教えてください。
特段なし。
【その他】
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した 人、選考においてどのような効果があったか、など)
2019年の欧州旅行の際にESADEキャンパスを見学。
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
日本公認会計士協会の奨学金を受給。
【Advice and Messages】
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
英語や勉強法に関しては、結局自分の中での正解を見つけるために模索するしかないと思っています。そうしたMBA留学のための受験は非常に孤独な戦いで苦しい思いもしましたが、その際に家族や友人に自分の考えを共有できたことが大きな支えとなり、大事な息抜きの時間となりました。自分を理解してくれて応援してくれる人が周りにいることはMBA受験に限らず何かに挑戦するときに非常に重要な原動力となると思います。
【一言メッセージ】
ESADEは予想していた通り、非常に様々な人と出会えて、コラボラティブな環境にあると思います。英語での苦労は絶えませんが、皆がそれぞれ支えあって成長できる環境です。ESADEに少しでも魅力を感じて興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。